「免許証」と言えば「運転免許証」ですよね。多くの人が受験資格を得た早いうちから取得する「普通自動車免許」
公道で自動車を運転する際には必需品です。
この記事では、これから車の運転免許を取得しようとしている方に向けて、普通自動車免許の基本的知識や取得までの流れを詳しく紹介します。
運転免許証は一生ものの財産です!
どうぞ最後までご覧ください
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普通自動車免許の基礎知識
普通自動車免許とは
日本国内の道路(公道)において普通自動車を運転することができる国家資格のこと。
履歴書等にはどうやって記載するのか
一般的なマナーとして、保有資格欄等に記載する際は、
「普通自動車第一種運転免許」「普通自動車第一種運転免許(AT限定)」
と記載します。保有している普通自動車免許がAT限定の場合、上記のように「(AT限定)」と付け加えれば大丈夫です。
その他にも、「第二種」という区分の「普通自動車第二種運転免許」「普通自動車第二種運転免許(AT限定)」がありますが、多くの方が保有しているのは「第一種」という区分になります。
「第一種」「第二種」の違いについては次で説明しますね
「第一種」「第二種」の違い
ひと言で言えば、
お客様を乗せて走ることができるかどうかです
第二種は、バスやタクシーなどの旅客運送を目的とした運転に必要な免許になります。試験に関しても慎重かつ安全運転を想定した内容となっていますので、難易度が上がります。
例として普通自動車第二種運転免許「以下(普通二種)」は、タクシーが一般的に挙げられます。
私もいろいろと二種免許を持っていますが、普通二種を一発試験で受験した際は、これからタクシー会社に再就職しようとする50歳〜60歳くらいのおじさん達と一緒に試験を受けました。
私は1回で合格することができましたが、20回以上チャレンジしている方も多く、改めて難しい試験であることを認識しました。
普通自動車免許の取得方法
普通自動車免許取得には2種類の方法がある
普通自動車免許の取得方法は次の2つ!
「自動車教習所に通う」
「一発試験に合格する」
のどちらかになります。
さらに図で詳しく説明します!
ご覧のとおり、普通自動車免許を取得するには2種類の方法があります。
一般的なのは、自動車教習所を卒業し、運転免許試験場で本試験を受験する方法です。
受験資格は18歳以上から
高校卒業前や、卒業後、専門学校、大学在学中など、社会人になる前に自動車教習所に通い、取得する方が多いのが特徴です。
普通自動車免許は18歳以上から受験が可能です。
詳細を表で説明します!
10代のうちから取得可能ですね。在学中に取得する際は、自動車教習所によっては友人からの紹介制度や学生割引によりお得に取得可能な教習所も多いです。
また、普通自動車免許を取得する際、早くても1ヶ月程度日数がかかります。
社会人として仕事をしながら自動車教習所に通ったり一発試験のための練習をするとなると、なかなか集中的に時間を確保するのは難しくなります。
そのため、多くの方が社会人となる前の学生のうちから取得する傾向があります。
次は自動車教習所について説明しますね!
自動車教習所は2種類ある
自動車教習所は大きく分けて、
「指定自動車教習所」
「届出自動車教習所」
の2種類があります。
・都道府県公安委員会が指定した教習所
・卒業した際はその後の運転免許試験場での技能試験が免除
・運転免許試験場で適性検査と学科試験に合格すれば運転免許証を取得できる
・都道府県公安委員会に届出をした教習所
・技能試験の免除はなし
・卒業後は本試験にて適性検査、学科試験、技能試験の全てに合格する必要がある
どっちがいいのかわからないなあ
どちらも自動車の運転に必要な技術や知識を取得可能です。
メリット・デメリットを次で紹介します!
「指定自動車教習所」「届出自動車教習所」のメリット・デメリット
教習所の種類 | メリット | デメリット |
指定自動車教習所 | 卒業すれば技能試験免除 | ・一日の技能教習時間に制限あり ・教習費用が高い |
届出自動車教習所 | ・学科教習が必須ではない ・一日の技能教習時間に制限なし | ・技能試験の免除不可 ・不合格時、再受験のたびに手数料がかかる |
もう一つの方法「一発試験」について
普通自動車免許を取得するには自動車教習所に通う方法が一般的です。
しかし自動車教習所に通わず、運転免許試験場において適性検査、学科試験、技能試験の全てを受験し、合格を目指す方法を「一発試験」と言います。
取得までの流れに関してはもう一度こちらをご覧ください。
一発試験では、仮免許試験(適正試験、仮免許試験、2時間×5日の路上練習)、本試験、応急救護講習&取得時講習と最短7日で免許取得が可能ですが、初心者の方には非常に難易度が高いと言われています。
普通自動車免許を取得する際の費用
自動車教習所に通う際の費用
例として、私の住んでいる市内の各自動車教習所の料金を見てみましょう。※いずれも指定自動車教習所
(オートマチック) | AT(マニュアル) | MT|||
免許なし・原付あり | 二輪免許あり | 免許なし・原付あり | 二輪免許あり | |
A教習所 | 288,640円 | 234,520円 | 302,500円 | 248,380円 |
B教習所 | 287,830円 | 237,020円 | 274,564円 | 228,373円 |
C教習所 | 291,000円 | 242,940円 | 306,000円 | 257,940円 |
このほかに、自動車教習所を卒業し、運転免許試験場にて以下の手数料を払います。
試験手数料 1,750円
交付手数料 2,050円
合計 3,800円
全てあわせると、30万円前後になります。
卒業前、夏休み、冬休みは少し料金が上がったりするところもありますので、紹介制度や割引制度を上手に活用し、計画的に免許取得を目指してくださいね。
次は一発試験の費用を紹介します!
一発試験を受験する際の費用
一発試験にて受験をする際は仮免許試験と本試験があり、料金は以下のとおりです。
仮免許試験 | 本試験 | |
受験料 | 2,900円 | 2,550円 |
試験車使用料 | 1,450円 | 800円 |
各免許交付手数料 | 1,150円 | 2,050円 |
合計 | 5,500円 | 5,400円 |
このほかに、本試験合格後に取得時講習と応急救護講習を受ける必要があり、各講習にかかる費用は以下のとおりです。
取得時講習(普通車) 11,200円
応急救護講習 4,200円
合計 15,400円
仮免許試験と本試験を全て一発で合格した場合、26,300円で普通自動車免許を取得できます。
普通自動車免許を取得するメリット
受験資格が10代のうちからあるように、普通自動車免許は早いうちから取得した方がメリットがあります。
4つのメリットを紹介します!
職種によっては採用条件に普通自動車免許を保有していると「優遇」される場合もあります。
職種の選択肢が増えるということは人生の選択肢が広がります。
また、普通自動車免許を取得し自動車に乗るということは行動の範囲が一気に広がるということです。仕事だけでなくプライベートの行動範囲も広がるため夢が大きく膨らみますね。
これから普通自動車免許を取得するみなさんの明るい未来を全力で応援します。是非ともキャリアアップにつなげてください。
最後までご覧いただきありがとうございました
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